桜もちはサクラの葉でもちをくるんだものですが、この独特の風味となっているのは、クマリンというサクラの葉に含まれる物質です。クマリンはもともと南米産のトンカ豆をラム酒につけ発酵をさせることで取り出せるものでしたが、現在は科学的な合成が可能となっています。
プラスチックのサクラの葉に乗った桜もちも販売されるのを見かけますが、その香りや塩味のきいた葉を使ってこそ桜もちの味わいといえるでしょう。無農薬で虫食いの葉を利用してもよいのではないかとさえ思えます。
なお、桜もちのきれいなピンク色はサクラの葉や花で染められたものではなく、ビートレッド色素など科学的に着色をされたものです。
春の風物詩である桜もちですが、できるだけ自然に味わいたいものです。
